瀬戸内海に「うさぎ島」と呼ばれる島があるのをご存じでしょうか?
その名の通り、たくさんの野生のうさぎが住んでいる島なんです♪
今はうさぎの楽園のような平和な島ですが、そこには悲しい戦争の歴史が刻まれていました。
そんな興味深い「うさぎ島」をご紹介したいと思います。
うさぎ島ってどんな島?
「うさぎ島」の正式名称は、広島県竹原市にある大久野島といいます。
瀬戸内海にある島で、竹原市の忠海港からフェリーで約15分という距離です。
周囲約4kmの小さな島ですが瀬戸内海国立公園であり自然の豊かな島です。
島内にはビジターセンターや毒ガス資料館といった施設があります。
休暇村大久野島があり宿泊ができるほか、サイクリングやテニス、夏にはキャンプ場や海水浴場がオープンしてレジャーを楽しむことができます。
そして、「うさぎ島」と呼ばれる理由は、野生のうさぎがたくさん住んでいるからなんです。
その数およそ500羽以上なんだとか…!
島の自然や美しい瀬戸内海の海を感じながら、もふもふでかわいいうさぎに会える、そんな場所です♪


大久野島への行き方
大久野島へ行くにはフェリーが欠かせません。
竹原市の忠海港からフェリーに乗り、15分程で到着します。
料金は往復で大人720円、子供360円(2026年3月現在)です。
1時間に1~2本ほど船が出ていますが、時間にばらつきがありますので、公式ホームページで最新情報を確認してみてください。
忠海港には売店があり、うさぎグッズやお土産、コーヒーなどが販売されているのでぜひ立ち寄ってみてくださいね。
忠海港の売店では島でうさぎにあげる「うさぎのおやつ」を購入することができます。
島内ではおやつの販売がないので、うさぎにおやつをあげたいと思っている方はフェリーに乗る前に売店でおやつを買うのをお忘れなく!
私はフェリーの時間ギリギリに港に着いて、おやつを買い忘れてしまいました…泣
フェリーの時間には余裕をもって行くことをおすすめします。
大久野島の歴史
大久野島は「地図から消された島」とも呼ばれていました。
この島はかつて日本の化学兵器製造の拠点となっており、毒ガス工場があったからです。
そのため、戦争中には秘密を守るため地図から消されていたいう歴史があります。
現在でも島の中には、毒ガス貯蔵庫の跡や毒ガス製造のために使われていた発電場の跡、砲台の跡などが残されており、悲しい戦争の遺構を見ることができます。
「大久野島毒ガス資料館」ではその悲惨さを伝え、何も知らされずに毒ガス工場で働かされ被害を受けた人たちの慰霊碑が島内に建てられています。
広島で原爆の被害について学ぶ機会は多くても、日本が戦争でしてきたことを学び、実際に遺構を見ることができるのはとても貴重だと思い、私も資料館や島内を見て回りました。
可愛いうさぎがきっかけで大久野島へ行く方も多いと思いますが、ぜひ島の歴史にも目を向けて戦争や平和について考えてみてはいかがでしょうか。


なんで島にはうさぎがいるの?
野生のうさぎがたくさんいる島って日本では珍しいですよね。
大久野島のうさぎは、1971年に地元の小学校で飼われていたうさぎが放されて野生化したそうです。
うさぎは繁殖力が強いうえ島には外敵が少なく、暖かい瀬戸内海の気候もあって数が増えたそうです。
ルールを守って楽しもう!
大久野島のうさぎは人間が来ると「ごはんがもらえる!」と思うのかたくさん近づいてきてくれます!
とってもかわいい♪♪
しかしルールを守らないと、かわいいうさぎたちを守ることはできません。
楽しく島で過ごすためのルールをご紹介します☆

抱きかかえたり追いかけたりしない
人懐っこいうさぎたちですが、忘れてはいけないのが野生動物であるということ。
抱えられることには慣れていないので、暴れて落ちてしまい怪我をするかもしれません。
手から直接エサをあげるのも、噛まれる危険があるためしてはいけません。
追いかけて怖がらせたりもしないようにしましょう。
路上でエサをあげない・乗り物は注意
路上は自転車や休暇村と港をつなぐバスなど車両が通ります。
路上であげてしまうと事故につながりかねません。
エサをあげる時は安全な場所で。
また、レンタサイクルを使用する際は、注意して運転しましょう。
車を動かす際は、下にうさぎがいないかを確認してくださいね。
余ったエサを置き去りにしない
うさぎが食べきれなかったエサが残ってしまうと、カラスなどの外敵が来たりして危険です。
むやみにたくさんエサをあげたりせず、食べきれるかなって見守ってあげてください。
島内にゴミ箱はないので、余った場合は持ち帰りましょう。
人間の食べ物を与えない
うさぎはご存じの通り草食動物です。
人間の食べ物をあげると体調を崩してしまいます。
キャベツや小松菜などの野菜やうさぎ用のエサといった、うさぎが食べられるものを上げましょう。
うさぎを捨てない・持ち帰らない
鳥獣保護法により、野生動物を捕獲することは禁止されています。
またペットとして飼われていたうさぎを捨てる行為も、当たり前ですがしてはいけません。
エサを持って行かなくても楽しめる!
先ほどもお話しましたが、私はエサを買う余裕がなくエサを持って行きませんでした。
しかし!エサが無くても上陸するだけで可愛いうさぎにたくさん会えました!
近づいてきてくれた子たちには「おやつ無くてごめんね~」という気持ちになりましたが…汗
エサをあげることだけが全てではなく、優しく見守ることもうさぎを大切にすることだと思います。
自然の中でのんびり過ごすうさぎの姿を見るだけで、とっても癒されました♪
島内にはランチやカフェも♪
島内にコンビニなどはありませんが、休暇村大久野島には「レストラン うさんちゅ」があり、宿泊者だけでなく日帰りの人でも利用することができます。
「タコよくばり定食」や「牡蠣フライ定食」など島ならではのグルメを楽しむことができます。
また、同じく休暇村大久野島内に「うさんちゅカフェ」もあり、島オリジナルコーヒーやソフトクリーム、軽食がいただけます。
カフェの横にある売店「ショップUSANCHU」ではお土産を購入することもできるので、大久野島を訪れた思い出に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

さいごに
大久野島は想像以上にたくさんのうさぎたちに会えて、もふもふ好きにはたまらない島でした!
それだけでなく、瀬戸内海を眺めながら島を散歩するだけでも癒されますし、戦争や平和について学びがある島でもありました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました!

